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子供の病気Q&A(病気知識)

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13.ヘルパンギーナ

 

ヘルパンギーナ

 

Q1 ヘルパンギーナってどんな病気?

A1 
 
ウイルス性のかぜの一種で、夏かぜの代表です。(コクサッキーウイルス)
突然の高熱(39~40度)と強いのどの痛みが特徴です。
口腔内に小さな水疱や潰瘍・口内炎を認め、痛みが強いです。
治療薬はなく高熱が出ますが、3日ほどで軽快し、重症化はまれです。

Q2  ヘルパンギーナと診断されましたが、39度の高熱が出ました。大丈夫ですか?

A2
 
ヘルパンギーナはウイルス性のかぜの一種で、夏かぜの代表です。手足口病とよく似ています。
突然39~40度の高熱が出ますが、長びかず、2日ほどで解熱します。
治療薬はなく自然治癒を待つ病気ですが、重症化するケースはまれです。
水分を上手に取らせ脱水などを起こさないように注意します。

Q3 人にうつりますか?

A3
 
口腔からの飛まつ感染、ウンチからの感染で広まります。
治った後もウイルスが便から排泄されるので、排泄物の扱いや手洗いに注意しましょう。
潜伏期間(接触があってから発病するまで)はおよそ2~4日。
かかるのは主に乳幼児です。
仲間のウイルスが何種類かいるので、一回かかっておしまいではありません。

Q4  いつから保育園に行けますか?

A4
 
治った後もウイルスが便から排泄され、2~4週間は感染源となります。
感染防止の目的で登園停止にすると、延々と休むことになります。
うつっても重い病気ではないので、解熱して元気が出たら集団生活は可能と考えます。

Q5 お口の中を痛がって食事が取れません。大丈夫でしょうか?

A5
 
手足口病と同様、飲み込むのが痛いので、よだれが目立つようになります。
熱い物、すっぱい物、硬い物は避け、口当たりの良い冷たい物を与えます。
お食事が取れないことが多いのですが、2~3日の辛抱です。
水分を上手に取らせ脱水などを起こさないように注意します。