わこうキッズ えきまえこどもクリニックは、埼玉県和光市にある小児科専門クリニックです。

乳児相談Q&A(ジャンル別編成版)

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9.発達・発育・生活習慣 4

Q96 座らせるとそって嫌がる。
手足の赤くなっている所、左の舌の赤い所、左の舌だけを出す、舌のうらが気になる。
離乳食の事。(令和元年10月16日)

A96 次のようにお答えしました
 
反り返りの強いお子さんは、病気を除外しておくために、かかりつけ医を受診して下さい。心配事がいろいろある場合は、かかりつけの先生に相談するのがおすすめです。
事前にデジカメや写メにとっておくと良いでしょう。
離乳食の悩みは保健センターでアドバイスがもらえます。

Q95 完母育児でストローなど練習中ですがなかなか飲んでくれません。
水分を取らせる際、水分が上手に取れないときは、昼夜関係なく病院へ連れて行った方がいいですか。または水分の与え方のアドバイスはありますか。(令和元年10月16日)

A95 次のようにお答えしました
 
ストローやマグマグはやがて飲めるようになります。
飲めないから水分が取れないではなく、飲ませ方の問題です。
哺乳ビンで与えてみる、スプーンで与えてみる。
母乳やミルクだけでも十分ですし、離乳食、果物にも水分は多く含まれます。
病院受診が必要になるのは、脱水をおこしている時です。
脱水を起こすとおしっこが出なくなりますが、たまっていているのに出てこない時もあります。
元気があり、お口の中を見てヨダレがそこそこ出ている場合は緊急ではありません。
元気がなく、お口がカラカラの場合は受診して下さい。

Q94 これからの季節の体温調節、服装、部屋の室温、どれくらいにキープしたらよいでしょうか。(令和元年6月5日)

Q93 梅雨、じめじめの過ごすコツ。(令和元年6月5日)

A93 94 次のようにお答えしました
 
梅雨は湿度が高く、温度環境を整えることが難しい季節です。
梅雨が終わると高温の夏がやってきます。
昔と違って気候が極端なので、空調機を上手に使って対応します。
基本は大人が快適な温度と湿度です。
服装は、通気が良く、吸湿性が良いもので、大人+1枚くらいがちょうどよくなります。
汗ばんだ後は冷えやすいので、汗はこまめに拭いてください。
手足が冷たくならない程度に調整します。
赤ちゃんは環境の温度に影響を受けやすいので、こまめにチェックします。

Q92 免疫力を高めるために家庭でできることはありますか?
動物園に行くと高まると聞きましたが、効果はありますか?(令和元年6月5日)

A92 次のようにお答えしました
 
幼少期の住まいが、馬小屋がある田舎の場合、アレルギーが発症しにくくなるという話はあります。
動物園の話はよくわかりません。
至れり尽くせりの環境は自律神経が鍛えられず、そのため環境の変化に対応できない体になります。
ヒトはすこーし負荷がかかる方が、体は丈夫にるようです。極端はだめです。ほどほどがよい。
肌を鍛え、自律神経を鍛える、冷水かぶりや乾布まさつ、水泳などが昔からすすめられています。

Q91 耳そうじ、鼻そうじなどはしない方が良いのですか?男の子の性器は洗う時など何か特別なことはしなくて良いのですか?(平成31年2月13日)

A91 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは急に動くので、「あな」は要注意です。
綿棒は細すぎるものは避けます。
あまり奥まで入れるのは危険です。
お鼻も耳も見える範囲をお掃除します。
耳の奥にたくさん詰まっているようでしたら、耳鼻科さんにお願いする方が安全です。
どなたかにしっかり押さえてもらうこと、短時間で済ませることも大切です。
 
日本の赤ちゃんは一般的に包茎で、高校生か大学生のころまでは、皮がかっぶっていることが多いようです。
おちんちんの頭が出る子の場合は、やがて自然にむけてきます。
むける範囲でむいて、入浴時にやさしく洗い流し、清潔を保ちます。。
無理にむくと、元に戻らなくなり(嵌頓)、大騒ぎになりますので、ご注意ください。
むこうとしても、まったく頭が出てこない場合は医療機関に相談します。
手術が必要かどうかは専門医に相談することになります。

Q90 時々ミルクをほとんど飲まず、(100ml/日ていど)母乳もほとんど飲まない日があったりするのですが、お腹が空いたと大泣きするでもなく、 このような日が続くことで脱水になる心配はあるのでしょうか?(平成31年2月13日)

A90 次のようにお答えしました
 
離乳食にも多くの水分が含まれます。
必ずしも、何ml飲ませなければいけないわけではありません。
ミルクをたくさん飲まなくとも、何らかの形で水分が取れ、おしっこがそこそこ出ていれば、当面は大丈夫。
接種水分量が少なければ、尿量が極端に減るはずです。
毎日飲めないと、脱水の前状態になってしまいますが、飲みムラの程度なら大丈夫と思われます。

Q89 大人が外から帰ったら、手洗い、うがいをする様に、赤ちゃんにも何かした方がいいかなと思いますが、具体的に何を注意すればいいでしょうか。
手洗いなどは、お風呂で使う、全身ベビーソープなどで洗った方がいいでしょうか?(平成31年2月13日)

A89 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんはうがいは無理ですよね。
手の清潔は大切です。
石鹸の使用も良いですが、まずは流水で洗ってあげることです。
赤ちゃん同士が良く触るものを避けることも予防の一つだと思います。
持つと口に入れますので、あやしいものは何でもかんでも持たせない、触らせない。
赤ちゃんに触れる前に、大人が手を清潔にしておくことも大切です。

Q88 麦茶を1日どれだけ飲ませていいか。(平成30年10月17日)

A88 次のようにお答えしました
 
月齢や年齢、季節でも異なります。
元気な時には、何ミリリットル、何ccと決める必要はないと思います。
ミルクや食事でも必要な水分は取れます。
お風呂上がり、お散歩や外出後など、水分が不足しているかなと思ったら与えます。

Q87 ふとい子が免疫が弱く、病気しやすいと言うのは本当ですか?(平成30年10月17日)

A87 次のようにお答えしました
 
ごめんなさい、きちんとした回答を持ち合わせておりません。

Q86 これからインフルエンザ流行の時期になるが、赤ちゃんはマスクができないので、 予防法はどうしたらいいか教えて頂きたいです。(平成30年10月17日)

A86 次のようにお答えしました
 
1才未満のお子さんの場合、現実的には家に持ち込みそうな人(父親や兄弟)にワクチン接種してブロックすることも大切です。
1月末から2月の流行時期に、サークルなどの集団の中に不用意に入らないこと、手洗い、うがい、加湿などが、予防の基本です。
家族内で発症すると、感染を防ぐのはかなり難しくなります。
部屋を分ける、加湿、赤ちゃんに触れる直前の手洗いは、基本です。
母親等面倒を見る人は、マスクと手洗い、よく休養を取り、うつされないよう注意します。
かかってしまって治癒した人はうつしません。

Q85 午前中、長いと2、3時間お昼寝します。 午後のお昼寝が長くなるよう調整すべきでしょうか。 午前中たっぷり寝ないと機嫌が悪くなることが多いのですが・・・。(平成30年10月17日)

A85 次のようにお答えしました
 
夜間の睡眠に支障がなければ、しばらく様子を見ても良いと思います。

Q84 寒い季節で体を温める必要がありますか。 (ぼうしをかぶったり、くつ下をはいたりなど )体の一番保温する必要なところはどこですか。(平成30年10月17日)

A84 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは環境の温度に左右されやすいので、よく観察してデリケートに扱ってあげて下さい。
体温の低下は病気に直結します。
赤ちゃんでは、首の後ろから肩にかけての部分で熱を産生する細胞が多いため、保温効果が良い場所です。(首を守る)
冬はお母さんよりもプラス1枚厚着に、手足が冷たくなり過ぎないよう、工夫してあげて下さい。

Q83 ミルク以外の水分補給はどの程度必要ですか?(平成30年6月13日)

A83 次のようにお答えしました
 
年令、季節、温度、体調、食事の状況によって、必要な水分は色々です。
ミルクや食事がしっかりとれていれば、水分量は足りると思います。
しかし、赤ちゃんは脱水をおこしやすいので、入浴後や暑い環境にいた場合、水分を補うことは大切です。
これだけ取れば大丈夫という数値は、あてにならない時もあります。
のどかわいたかな?汗いっぱいかいたかな?
状況をよく観察し、予防的に少しずつ水分を取らせる習慣が、トラブルを避けると思います。

Q82 体温は毎日計った方が良いですか?(平成30年6月13日)

A82 次のようにお答えしました
 
体温(平熱)は、年令、季節、環境温度で異なります。
また、朝昼夜で異なり、1日の間に、0.5℃くらい変化します。
赤ちゃんの場合,新陳代謝が活発なため、37℃前後の事が多いようです。
毎日はかる必要はないと思いますが、年令ごと、季節ごと、朝昼晩の体温は把握しておいてください。
お子さんの平熱はお母さんが一番知っていることになっていますので、よく観察して下さい。

Q81 股関節脱臼予防で気をつけた方が良い事はありますか。
自分で動くようになり変な姿勢で座っていることが多いので心配です。(平成30年6月13日)

A81 次のようにお答えしました
 
ご心配の姿勢は、女の子座りのような感じでしょうか?
股関節脱臼では、おまたがカエルのように、がに股に広がらない状態になります。
4か月健診で指摘されなければ、ほぼ問題ありません。
が、小児科専門医でも診断できないケースがまれにあり、歩行開始後に見つかることがあります。
抱っこなどの時に、左右の膝をくっつけて足を曲げる姿勢が良くないとされています。
一時期はやった、袋のような布に入れるカンガルー抱っこの姿勢を長くすることは避けて下さい。
あお向けでは、股を開き、足が自由に動くような姿勢が良いとされています。

Q80 赤ちゃんの平熱は36.5~37.5ときいています。
平熱が36.0なのですが、問題とかありますか?
平熱36.0で、37度台の熱は、熱があると言いますか。(平成30年2月14日)

A80 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、平熱は37℃前後のお子さんがほとんどです。
電子体温計は予測の温度計で、不正確に出ることがあります。(3分~5分の計測がおすすめです)
また、わきの下が汗ばんでいると、低く出ることもあります。
36℃だと、触って冷たく感じますし、まずは、きちんとはかれているか確認して下さい。
37.5℃以上を発熱と考えますが、37.0~37.5℃では平熱と病気の場合があります。
機嫌の悪さ、食欲の低下、咳鼻などのカゼ様症状を伴うなどの場合は微熱があると考えます。

Q79 抱っこする時に、関節が鳴ることがあるのですが、抱っこの仕方など、気をつけることはありますか?(平成29年10月18日)

A79 次のようにお答えしました
 
お子さんの関節が鳴ることは珍しくありません。
痛がる、腫れる、動かさない、左右差があるなどの問題がなければ、気にしません。
股関節を閉じた姿勢で長く抱っこするのは、避けます。
カエルさんのように、がに股の状態ならOKです。

Q78 親族が海外の高地(3500m)に住んでいます。
訪問する際、気をつけることはありますか。
高山病が心配です。
薬があるとききますが、赤ちゃんも飲めるのでしょうか。(平成29年10月18日)

A78 次のようにお答えしました
 
時間をかければ慣れると思いますが、急に適応することは難しそうです。
赤ちゃんは激しい運動をするわけではありませんが、大泣きした時に大丈夫なのかはわかりません。
赤ちゃんはもともと貧血傾向があり、リスクは高そうです。
予防薬として、ダイアモックス(アセタゾラミド)がありますが、普段はなじみのない薬です。
赤ちゃんにとって、急な高地はリスクが高そうです。

Q77 おもちゃの消毒はした方がいいですか?(平成29年6月14日)

A77 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは床を這い、つまむのが上手になると、いろいろなものを口に入れています。
でも、問題になることはあまりないようですので、神経質になりすぎませんように。
良くしゃぶるものは雑菌が繁殖しやすいので、気をつけます。
食器と同じレベルの管理で、流水でよく洗い流せばよいと思います。
手が届かないような、洗いにくい部分がある場合は、消毒します。

Q76 真夏の熱中症予防のため、具体的なアドバイスを頂きたいです。(平成29年6月14日)

A76 次のようにお答えしました
 
赤ちゃんは大人と比べると、体温調節機能が未熟で、変温動物のように環境温度の影響を受けます。
大人が大丈夫な環境でも、子供や老人は脱水を起こし、体に熱がこもることがあるので、ご注意ください。
高温多湿の環境で発症しやすくなります。
5月から9月は、車の中に置き去りすると、あっという間に発症します。
お散歩は朝早めなど、涼しい時間帯を選び、日中は長時間の外出を避けます。
予防は、こまめな水分補給ですが、赤ちゃん用のイオン水は、適切な塩分と糖分が含まれ、吸収が良いのでお勧めです。